Archive for : 9月, 2014
クリニックと店舗の内装工事は、どちらの方が費用がかかるのでしょうか?これは一概には言えませんし、業者によっても大きく異なりますよね。ただ、1つ言えることは、事前の打ち合わせをしっかりと行えている方が、結果的に費用が安くすむということです。
内装工事などで、事前打ち合わせを軽視して適当に済ませ、工事が進んでいく中で要望を出すケースがあります。結構クリニック等を多いです。こうなってくると、余分に費用が発生するということになってしまいます。この費用は無駄な費用と言えますよね。最初に打ち合わせをしっかりと行っていれば防げたものですので。
また、クリニックの場合はどうしても外せない設備等も多いため、費用が高くなる傾向にあります。そして、内装が完成して検査がありますので、ちゃんとした医療機関として認められる内装にする必要があります。どの業者でも、流石に検査に通らないということはないと思いますが、やはり経験によっていろいろと問題が発生することもあります。クリニックの内装工事を専門的に行っている業者を利用することで、こういった面の不安は解消されますよね。
店舗よりも厳しい検査があるということはしっかりと認識し、希望する内装とのリンクをしっかりと考えてくれる業者がベストですね。
最近の傾向として、クリニックには開業支援のコンサルタントがついていることが増えています。クリニックの院長は、内装などは専門外であるため、開業支援コンサルタントが中心となって打ち合わせを行うケースも少なくありません。これはクリニックの内装工事に限った事ではありませんが、本人との打ち合わせでないケースがトラブルが発生しやすい状況を生み出しています。
よって、出来るだけ院長にも参加してもらって内装の打ち合わせを行うjことが大切です。そして、院長の中でのイメージをしっかりと把握すること重要になります。ここには非言語的なものも含まれていますので、察す力があるかどうかで未然にトラブルを回避することができます。院長がこうしたいと思っているののがあったとしても、開業支援コンサルタントが収益を上げるためにこういった内装にするのが一般的、と言われるとなかなか反論できないこともありますからね。医師はプライドが高いため、無知と思われることを嫌いますので。
よって、クリニックの内装業者は大変です。そういった医師との打ち合わせもありますし、開業支援コンサルタントとの打ち合わせも楽ではありません。要望をうまく汲み取って繁盛するクリニックにすることが内装業者の腕の見せどころですね。
クリニックの内装はある程度決まっていますよね。店舗の場合は業種や立地によって異なりますが、クリニックの場合はそれが少ないというメリットがあります。しかし、クリニックの内装に関しても、最近はいろいろなものがあります。差別化を図っていかないと、クリニックでも潰れる時代がきている、と言えるのです。
特にクリニックで大切になってきているのが、どの診療科目を専門にしているかをイメージさせる内装です。内装によって、患者様のクリニックに対するイメージが変わります。これは店舗であれば当然のように意識する部分ではありますが、近年になってクリニックでも重要視されるようになっています。
レーシックでは眼科ということでイメージはされやすい単科のクリニックになりますが、一般の眼科なのか、それとも自由診療、いわゆるレーシックの専門機関なのかが、内装によるイメージで変わってきます。美容関係と同じような内装にしていくとレーシック専門になりますし、クリニックとしての雰囲気を前面に出すと一般の眼科になりますね。
よって、クリニックだけの内装工事の専門業者よりも、その他の店舗に関しても内装工事に携わっている業者の方が良いかもしれません。
クリニックの内装で特徴的な科目というのは存在するのでしょうか?まず、大前提として、診療科目によって適切な内装の雰囲気が変わってきます。例えば小児科であれば可愛らしい柔らかい印象がいいですよね。こういったことが患者様の選択に大きな影響を与えています。特に単科の診療科目ではないクリニックにとっては、内装がもたらすイメージが非常に重要なのです。
では、具体的にどういったことがあるのかを説明したいと思います。
●内科・小児科・整形外科のクリニックの場合
内科は成人、小児科は子供、整形外科は両方です。ということは内装によってどの診療科目がメインなのかが分かります。簡単に言うと、成人向けの内装か、それとも子供向けの内装か、という感じですね。
●自由診療と保険診療を両方行っている場合(眼科)
眼科ではレーシックが自由診療の分野になります。レーシック専門のクリニックもありますが、一般の眼科の診察も行いながら、レーシックも行っているところが多いです。この時に、メインはどちらなのか、というのはやはり内装によって決まってきます。ちょっとお洒落な感じにするとレーシック、クリニックとしての安心感を前面に出している時は一般眼科ですね。
クリニックの内装は診療科目とイメージを一致させることが大切ですね。
クリニックも店舗も内装が大切という認識はあると思います。もちろん、外装も大切ですが、安定した運営を行っていくことを考えると、内装とサービスの質を考えていくことが重要になってきます。
しかし、クリニックと店舗では、内装に求めているものが若干異なってきます。これはお客様が各々に何を求めているか、によるものです。そして、求めると解消できるものなのか、ということも重要ですね。その点を踏まえて以下のことが挙げられます。
●クリニック(内装によって解消できるか)
・安心感(解消できる)
・清潔感(解消できる)
・リラックス感(解消できる)
・サービスの質(解消は難しい)
●店舗(内装によって解消できるか)
・安心感(解消するのは難しい)
・清潔感(解消できる)
・リラックス感(解消できる)
・サービスの質(解消できる)
これはあくまでクリニックと店舗を比較してです。最もわかりやすいのは、美容クリニックとエステサロンでしょうか。クリニックにはもともと安心感を求めていいたり、院長の腕を信頼して等があるため、上記のような感じになります。逆にエステサロンには安心感や高度なサービスは求めていません。よって、安心感はどれだけ内装をそういった形にしても、クリニックにはかないません。逆にサービスはクリニックには院長というサービスの本質を求めていますが、エステサロンは雰囲気などでカバーできる部分があります。
もっとしっかりと考えてクリニック 店舗の内装を考えたい
レーシッククリニックの内装の特徴は、綺麗なゴージャスな感じかもしれませんが、実際にはそれだけではありません。他にも特徴があります。どういった特徴があるのかを考えていくと、実は整骨院との共通点がいろいろとあることが見えてきます。
・スペースを有効活用する必要がある
・安心感を与える内装することが大切
・プライベート空間が必要
まず、スペースを有効活用する必要がある、という部分ですが、簡単に言うと機材やベットなどが多いということです。物が多いとうまくスペースを活用しないと煩雑になってしまい、患者様がくつろぐことが出来る空間ではなくなってしまいます。
次に安心感を与える内装ですが、これは各々意味合いは違います。レーシックの場合は不安を和らげる、接骨院の場合はリラックスする、という感じですね。しかし、安心感という一括りにすると、綺麗であれば良いというものではないという点で一致します。優しい色を活用しているところが多いですね。
最後に、プライベート空間ですが、これはレーシックでいうと休憩室、整骨院で言うと施術空間になります。このプライベート空間がいかに落ち着くことができるかで、リピーターが増えるかどうかが決まってきます。
レーシッククリニックの内装をいろいろと比較する中で、やはり大手のレーシックは内装がゴージャスになっていますよね。これには2つ理由があり、1つはやはり大手企業の方がお金があるということ、そしてもう1つは大手のレーシックリニックは、美容クリニックを行っている企業が運営母体であることが多いことです。よって、自然と高級感がある内装になっていくわけです。
では、一般的なレーシッククリニックはどうなのでしょうか?一言で言うと一般の眼科と変わりません。それにレーシック自体、一般診療を行っている眼科でも取り入れられていますからね。レーシックを特別扱いする必要はないのです。こういった一般眼科の場合は、一般クリニックとほとんど変わりません。違う部分というと、検査室が大きく、眼科の検査器具が多いということくらいですね。また、レーシック以外にも白内障などのオペも行っているケースが多く、しっかりとしたオペ室を持っているところが多いです。
最近では眼科のオペにおいて、技術の向上に伴い少し休めば家に帰ることができるようになってきています。そういったことから、リクライニングルームみたいな感じの休憩室があるところが増えています。
眼科も時代の流れとともに内装が変わってきますので、専門業者から話を聞いてみるのも良いと思いますよ。
レーシックをメインに行っているクリニックは、自由診療のクリニックとなりますので、美容関係などと同じように、ゴージャスな内装が多いです。実際に、美容関係のクリニックが運営するレーシックのクリニックなんかもありますので、同じような業態という認識をしておいて間違いないでしょう。となると、自由診療分野ということで、いろいろな店舗と似ている部分も多いのではないかと思います。
・エステサロン
・美容院
・マッサージ
・カフェ
こういった業種は内装で繋がりがありそうな分野です。クリニックの内装に関しては、やはりクリニックの内装専門で行っている業者が望ましいですが、その他の業種に関しても行っている方がいいのかな、と思います。多くの業種の最先端の内装デザインなどを知っているかどうかで、全く違ったものになるためです。
●クリニック内装に力を入れつつ他の店舗内装も多く取り扱っている業者
ホームページではクリニック・歯科専門となっていますが、会社としては店舗内装も行っているんですよね。強みがある分野をホームページでPRしていると考えるとしっくりときます。近年では内装業者は非常に増えてきている傾向にあり、選択に迷ってしまうことが多いです。クリニックや店舗の内装は、集客にダイレクトに繋がりますので、実績の多いところを選択した方が良いでしょう。
内装に関しては各々専門業種による違いが大きいと思われるかもしれません。しかし、根本的な部分は、お客様にサービスや商品を提供する場であれば、どこも一緒です。何かと言うとそれは、「お客様目線で考える」ことです。お客様目線で内装を考えていくと、いろんな業種であっても求められることは似てるんですよね。
例えば、以下のようなところは各々の専門業種での共通項です。
・トイレが充実
・店舗内が広々(と感じることが出来る)
・欲しいモノがすぐに分かる
・次に何をしたらいいか分かりやすい
・清潔感がある
・安心感がある
当たり前と言えば当たり前のことですよね。しかし、業種ごとに内装って違っていると思いませんか?それは来店されるお客様層によって感じ方が違うという点があるためです。例えばトイレが充実という場合に、高齢者層と主婦層では違いますよね。これはどういったお客様層が多いのかということですね。
店舗内装を考える時にお客様目線で考える、これは非常に重要なことです。そしてお客様目線で考えるためには、お客様層を把握しそのお客様の傾向を掴んでいることが大切です。そこには立地の問題なども絡んでくるでしょう。
店舗内装業者をしっかりと選定しなくてはいけないのは、こういった事情も絡んでくるからですね。
クリニックというと皆さんはどういったイメージを持っていますか?多分、多くの方は、街のかかりつけ医をイメージするのではないでしょうか?しかし、近年ではクリニックのあり方も変わってきています。どう変わってきているかというと、いくつかポイントがありますので、まずは箇条書きにしたいと思います。
・クリニックモールが増えてきている
・テナント型が多くなっている
・内装に力を入れているクリニックが増えている
・特色を分かりやすく表現しようとしているクリニックが増えている
・自由診療分野に手を出すクリニックが増えている
・新規の開業よりも継承してリノベーションするクリニックが多い
・そして上記の内容を行っている開業コンサルタントが活躍している
ざっと簡単にまとめるとこんな感じです。雰囲気で掴んで頂きたいのは、クリニックのサービス業化です。レーシックや美容関係などは自由診療分野ですので、もともとサービス業ではありましたが、それ以外のクリニックに関しても内装で勝負してきているところが増えています。患者側からすると良いことなのかもしれませんが、今までの街のお医者さんという感じが好きだった方には、残念な状況になっているでしょう。
レーシックに関しては現状停滞気味、いや下降の一途をたどっている状況です。いろいろとニュースでも取り上げられ、業界再編の動きもありました。今後の生き残りとして、サービスの向上もありますが、内装などによる差別化も競争が激化していくでしょう。
クリニック内装って実際にはこんな感じになってきてるんですよね。